

おせちのカタログを見ていると
「おいしい(おいしそう)」を切り口にしているものがほとんど
(「老舗の料亭名」とか「昨年売れた」とかも含めて)。
おせちは元来、「1年で一番初めに口に入れるもの ⇒ 縁起もの」だそうだ。
だからこそ、それぞれの料理には意味が籠っている。
そういう「日本の伝統を学ぶ」という切り口のおせちがあってもいいのになと思う。
「親子で学ぶおせち」
「孫に伝えるおせちの意味」
「子どもおせち」
のような切り口。
多くの人が同じ切り口で勝負しているときは、別の切り口を見つけたいもの。
一気に勝てる可能性もある。
「美味しい」という切り口は、
すでに「おせちを買う」と決めている人にとってはいいのだろうけど、
「おせちを買うつもりはない」と思っている人には効かない。
「親子で学ぶ」という切り口は、
「おせちを買うつもりはなかったけど…」という方でも、
「買う理由」を見つけてくれる可能性がある。
こういう切り口があってもいいんじゃないかなぁ?
すでにあるのかもしれないけど…。
まきや