

昨日は横浜から電車にのって山梨県へ行きました。八王子へ出て、そこから特急かいじ・富士急行と乗り継いで、「富士山」駅まで。
その車中で「販促のしかけ」があったんです。
富士急行に乗ると、ぼくの周りは外国からの旅行者さんばっかりでした。
(ほんと、日本の方は見当たらずで)
で、富士山方面に向かっている最中に車内アナウンスがあったんです。
「もうすぐ、左手に富士山の全貌が見えてきます。雪が溶けるのは来年の7月です」
と。
↓駅から降りてからですけど。
そして、徐々に列車のスピードが遅くなるんです。
富士山をゆ~っくりと見られるように配慮してるんですね。
へ~っって唸っちゃいました。
「レジャーを1つ追加」してたんです。列車の基本機能は、きちんと目的の駅まで乗客を届けることです。富士山の全貌を見てもらうというレジャーはついていません。
あえてつけたんですね。観光客が多いから。
なくていいのに「途中に1つレジャーを加える」。これっていいなぁって思うんです。
できません?
ぼくらにも。
きっとあると思うんですよね~レジャーを付け加える場って。
例えば、こんなこともそうです。
☆飲食店で、食べている途中に「中から○○が出て来たらいいことあるよ!」とか
☆「そろそろ耳を澄ませてみて下さい。○○の声が聞こえてきませんか?」とか。
☆「このパンをど真ん中からかんでみて下さい。断面が○○の形になるかも知れません」とか。
こうしたものは、別になくたっていいものです。商品本来の基本機能は果たしている。でも、もう1つレジャーを付け加えることでより満足度を高めたり、心の充実度を高めることは十二分に可能なはずなんです。
なくていいのに「途中に1つレジャーを加える」。
ぜひぜひ、考えてみてくださいね~。
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