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先日の「DMを開封してもらう「しかけ」で、飛び出し4コマはいかが?」の続きです。
エステサロン用の商材メーカーであるアンブレラグロウ株式会社さんの販促用小冊子に盛り込んだしかけを解説させてください。

かなり、しかけを詰め込んでいるので全5回シリーズでお届けします。
今回は、小冊子をまず1ページ開いてもらうための「表紙のしかけ」です。

■開いてもらえない小冊子の価値はゼロ!?

小冊子は、中身をじっくりと読んで頂くことで価値が生まれます。読むことで、こちら柄(商売人側)の「専門性への信頼感」が高まり、また人がらについても「好き」になってもらえるように作り込むからです(だから次のステップへ進める)。

そうです!
まずは小冊子の1ページをめくって、そしてじっくりと読んでもらえてはじめて価値が生まれるものなんです! 表紙を見て、1ページ目をめくってもらえなければ目的は達成できません。もし開いてもらえても、パラパラっと3秒めくるだけじゃぁダメ。それじゃぁ「専門性への信頼感」は高まらない。

小冊子は、まず表紙を見て1ページめくってもらうことでようやくスタートラインに立てるのです。

■どうすれば、めくってもらえるのか!?

小冊子を開いてもらうための「しかけ」はいくつもあります。今回は、アンブレラグロウの天笠社長と何度も何度も練り直し(本当に何度も)ようやく決まったのがこちらの表紙です。

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この表紙には重要な「しかけ」が3つ盛り込まれています。

1)パッと目を引く、女性誌風パロディ
2)大きな女性オーナー写真と、小さな男性の写真
3)「集客ダメ女」→「集客美女」というコトバにひっかかる!

それぞれ解説させて頂きますね。

■パッと目を引く、女性誌風パロディ。

この小冊子の表紙、まるでコンビニや本屋さんに並んでいる女性誌っぽくないですか? そういう風に作ったんです。 (デザイナーさんの佐藤さんが最高に仕上げてくれました♪)

この小冊子は、エステの個人サロンを中心に送ります。エステサロンには日々いろんなDMが届きますが、もっとカタい体裁のものが多いので、女性誌風は目立つはずです。

女性にはなじみやすい体裁なので、目も引くはず。さらに、女性誌は通常は「お金を払って買うもの」という意識があるので価格的な価値も感じやすい体裁になっています。(今回、小冊子に値段はつけていません)

大きな女性オーナー写真と、小さな男性の写真

表紙を飾ってくれたのは、大繁盛エステサロンFINOの樋口オーナーです。女性誌はキレイなモデルさんや女優さんが表紙を飾るので、女性がドンと出ている事には違和感はないでしょう。

樋口オーナーは、業界では一目も二目もおかれている方でして、すぐにかなりの反響がありました。やはり、知っている人が「ハレの場」に出ていると興味を持ちますよね。樋口オーナーの事を知っている人はビクンと反応してこの冊子を取り寄せるようです。(すでにかなりの人数になっている)

そして、表紙の「右上」にも注目してください。新緑色の傘を持った男性が写っています。天笠社長です♪

女性誌にちょっとだけ男性が乗っていると、違和感があって目が向きませんか?写真の横には天笠社長のメッセージも載っています。
この小冊子は、小冊子ではありますが女性誌の体裁をとっていてできあがりはチープではありません。きちんと製品感のあるもの。そういうハレの場に知っている人が出ていると興味が湧くものです。樋口オーナーの顔や、天笠社長の顔を知っている人は気になって開いちゃうでしょう。そんなしかけです。(知人がTVに出ていたら、興奮して見ちゃいますよね?)

※当初は、樋口オーナーのところに天笠社長を前面にドンと持ってくる案だったのですが(違和感狙い)、樋口オーナーを前面に持ってきて良かったです。ふぅ。

■「集客ダメ女」→「集客美女」というコトバにひっかかる!

冊子内では「集客」というコトバを強調しました。それにはやはり、理由があります。

天笠社長は、たくさんのサロンオーナーを知っていますから、どんな点に悩みがあり、どんな点がウィークポイント化を熟知しています。そこで「集客」に目を付けたのです。

「集客」は、みな必要だと分かっていながらも、目を背けている分野、オーナー同士はこの話題を避けているが実はめちゃくちゃ欲している分野だろうと目論んでのこと。

そこで、ただ「集客」というのではなく、インパクトのあるカタチにしようということで「集客ダメ女」「集客美女」というコトバになりました。

※当初は「集客ブス」という案もあり、すごくインパクトがあったのですが、天笠社長が事前リサーチをしたところ、リスクがあり過ぎるようで変更しました。(天笠社長は、こうしたフットワークの良さもすごいんですよ)

 

■まとめ

このように「表紙に、1ページめくるしかけ」を盛り込みました。小冊子はめくって読んでもらえないと価値がゼロですからね。

実際にはどのくらいの人が開いてくれるのか。それは生では見ることができません。この後の反響・感想や、出口として用意したレスポンス率で分かってくるでしょう。

この表紙は、天笠社長がとことんこだわったページです。他のページに比べても断然にこだわった1ページ。何度も「本当にこれでいいのか?」と考え直したからこそ、納得のページとなりました。

正直なところ、私(まきや)だけでは、ここまでにはなっていません。お互いの意見のやり取り、第3者の方のやり取りがイイものを生んでいるんです。

次回は「小冊子内で、いかにして専門性・信頼感を高めるか」というテーマで解説させて頂こうと思います。お楽しみに♪

■参考URL

・エステサロン限定!小冊子お取り寄せページ(アンブレラグロウ株式会社)

http://umbrella-grow.co.jp/contact/

・エステティックサロンFINO

http://ameblo.jp/fino-manami/

・なんと、あのキミアキ先生のアドバイスもあった♪

https://youtu.be/8hq7cm-5B3o

・はぴっく「お客さまを動かす」販促ツール企画・制作

http://haps.chu.jp/nebaritool

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