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都内のある飲食に行ったんです。お鍋のお店に。そこは「うまいなー」と思う仕掛けがたっぷりと詰め込まれていました。

なかでも分かりやすかったのは、お鍋の中に入れる「魔法のダシ」です。お鍋のお店なので、注文が終わるとテーブル上のお鍋に火をかけるんです。

そしてしばらくしたらスタッフさんが来て、言うんです。

「美味しいダシを入れますね!」

と。そしてスタッフさんは、持ってきた徳利からお鍋に少しの液体を注ぎます。

なんだこれ?
美味しいダシってなに?

たぶん「ツッコミ待ち販促」です。
だって、そんな風に演出されたら、お客さんは聞きたくなりますもん。「それ、なんですか?」って。こんな風にお客さまから質問をしてくれたら、スタッフさんがそれを説明するのは「親切」です。決して押しつけではありません

お店のこだわりって、スタッフさんの方から言い出すと押しつけになりがちです。でも、今回のお店では押しつけではなく親切としてお伝えできるしかけができていたんです。

すごくないですか?やろうと思えば、すぐにできますよね?

まずは、「どんな記憶が残れば、満足度・リピート比率が上がるか」を考えること。そして、そのためにはどんな会話をしたいか、そのためにどんなしかけを作るか。

そんな手順で考えてほしいです。きっときっと、いい結果が得られると思います。(数字に表れるのは少し時間がかかると思いますけど)。とはいっても、数字の前にスタッフさんの充実度も上がるはず。それは即日っす。

 

◇前回の記事
チラシにマンガを使ったのは、意外?な狙いがあったから。
◇前々回の記事
カネを使わずファンを作る方法を実践されたぜ!

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