

既存のお客さまや、見込みのお客さまに対しておハガキって送ってますか?手書きのおハガキやお礼状を。
先日のセミナー内で聞いてみたんです。参加者さんは、ほとんどが事業主さんです(お店の経営者さんや、中小企業の社長さん)。その日の参加者さんは40名さまほど。
で、ですね。
「送っている」と手をあげてくれた方は何人だったと思いますか?
「1人」でした。
40人中お1人だけ。その場で手をあげるのは憚られた方もいるかもしれません。でも、ごく少数ということはほぼ間違いないでしょう。
そのお一人の方からちょっとお話が伺えました。お誕生日のお客さまに対して、手書きでおハガキ(封筒かも)を送っているそうです。
すると・・・お客さまから「お礼の電話」がかかってくるそうです。すっげー!その方は「少ないですけど」と言っていましたが、そんなことはないっす。送付数に対してお客さまからのレスポンスは10%以下かもしれない。
でも…お客さまが「自らお礼の電話」をかけてくれるってすごいことです。超喜んでくれたからこそ、そういう行動をしてくれたんだろうと思うんです。だから、お電話をかけてこられずとも喜んでくれているお客さまは、その何倍もいるとことでしょう。
実際、おハガキがきっかけになってお仕事契約になることってあります。ぼく自身も♪
ある会で知りあった方に、おハガキを送ったところ、その数週間後にお仕事契約となりました。
理由は「おハガキを送ったから」ではありません。おハガキを送ったことがきっかけになり、ぼくの活動を見てくださったようです。
そして、しばらくしてお仕事のお話になっていったのです。お話を聞いていて、その方のスゴさも分かるしお力になれそうなポイントも分かって。
「手書きハガキ」パワーはスゴイですよ。
なんで、スゴイのか。
なんで、うまくいくのか。
その理由は2つあると考えています。
一つは「やってる人が少ないから」です。セミナーで聞いた時に40名中1人だったように、ほとんどの人がやらないんです。「やった方がいい」と思っても、やれば誰でもできることだとしてもほとんどの人がやらない。
だからですね、お客さまも「手書きハガキ」をもらう回数が少ないわけです。目立つんですよね。少ないから。
もう一つは「気にかけるから、気にかけられるから」です。人には「返報性」の法則があります。何かをしてもらったら、返したくなる習性です。無意識の中でもあるのでしょう。
おハガキをもらったお客さまは何を感じるか?「私は、気にかけてもらってる」と感じて頂けるのでしょう。だって、そのお客さまの事を考えながら文章を書くのですから、ホントに「気にかけて」いますもん。
だから、印刷されただけのハガキや、だれにでも同じ文章(というのがすぐわかる)だとたいして意味はないでしょう(ないよりいいけど)。
お客さまの事を考えながら、手書きで文章を書く。するとお客さまの方も、こちら(お店や商売人)のことを気にかけてくれるようになるんです。その結果、興味を持ってくれたら更なるご購入にもつながりますよね?(だから、いい品じゃないとダメなんですよ)
ハガキ販促がうまくいく理由は、
1)やってる人が少ないから
2)気にかけるから、気にかけられるから
です!やらなきゃ損ですよー!(全員に書かなくたっていいんですよ)おハガキ販促、大好きっす。
■前回の記事 発売前に「お客さまの声」で改善した方法
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