FavoriteLoading「お気に入り」に追加する

makiyaWP2


商品やサービスが売れる時って「販促活動」ってだいじです。でも、どんなに販促活動をがんばっても「品質」が悪ければ売れません(仮に売れてもリピート利用してもらえない)。

でもでも…

品質と販促活動が揃っているだけでは売れません。

もっと前に必要なことがある。

それは…

●コンセプト。

そもそもの商品やサービスのコンセプト。お店のコンセプトです。

お客さまが欲しがるコンセプトができていなければ、どんなに品質が高くったって、どんなに販促をがんばったって売れっこないんです。

だって…

もしですよ

●ベビースターラーメンをちょうど3本だけとれるスプーン

という商品があっても、欲しくならないですもん。ホントに高品質でホントに毎回ちょうど3本だけ取れる商品だとしても・・・。なぜなら、3本だけとりたいっていうニーズがないから。手づかみでいいし、そもそも3本である必要もないし(もし、どうしても3本ずつ食べたい人がいたら、その人に取っては欲しい商品になる)。

 

そもそも、商品のコンセプトがお客さまの欲しがるものになっていなければ、どんなに品質を高めても、どんなに販促をがんばっても売れないっす。

 

では、どんなコンセプトがいいのか!?いろいろと考え方はある。考え方に「これが唯一の正解」なんてものはないと思います。ただし「売れる型」というのはいくつか世の中に存在しているようです。それを「売れ型」と呼んでみましょう。今回はその「売れ型」を2つ発見しましたので紹介させてください。


■ゾッコン×ゾッコン型
■キライ×キライ型

この2つです。

まずは「ゾッコン×ゾッコン型」からいきましょう。人がゾッコンになる対象ってありますでしょ?

・自分の大切なペット
・大切な子ども
・ファンの芸能人

など。そういう対象には時間もお金も使うわけです。だから、そのゾッコン対象がゾッコンになるものが売れる

例えば、大切なペットが喜んで遊ぶグッズ。猫のマタタビや犬の骨とか、ハムスターのぐるぐる回るやつとか。例えば、大切な子どもがハマったもの。妖怪ウォッチに早朝から長蛇の列ができたのはこれですよね。「ゾッコンの対象がゾッコンになるもの」これは売れる「売れ型」になるのですわ。

 

もう一つ、この全く逆もあるなーと気づきました。

「キライ×キライ」

キライな対象がキラうものです。たとえば「蚊」などの虫が嫌うもの。または虫よけスプレーや、蚊がキラう音を出す機械とかがそうです。

「長引く会議」を嫌う人もいるかもしれません。その「長引く会議」が嫌がるモノを作れば欲しがる人が出てくるかも。会議でいやなのは「ゴールまでたどり着かないこと」とすると時間内に終わらないと、ゴールに辿りつかないようにする。参加者全員が、次の予定を入れておくとか。会議室が1時間後に別の偉い人が使う予定にしておくとか。(あれ、これは商品ではないですね…ま、いいか)

これらは、たとえばです。

■ゾッコン×ゾッコン型
■キライ×キライ型

これは人の感情が入るパターンですので、人が動きやすいんでしょうね。「売れ型」になるでしょう。ぜひぜひ、自分のご商売に当てはめて考えてみて下さいねー。ヒット商品が生まれるかもーーー!何かやったら教えてほしいっす。

■前回の記事 チラシや名刺を作る前には、必ず設計をすべし!

■販促の仕組み集。PDFファイル版をどうぞー!

■まきやの最新刊(好評っす!ありがとうございます!)