

先日、販促の打ち合わせで埼玉県の狭山市に伺ったんです。その帰りに、駅前のお店でお昼を頂きました。そのお店のお皿のマークが、とても印象的だったので紹介させてください。
そのお店のお皿のマークがこちらです。
↓お皿写真
「あーあのお店ね!」とわかる方もいるかもしれません。「ぎょうざの満州」さんというお店です。ホームページを見ると、埼玉県に本部があり、直営店が全国に82店舗もあるようです。
こちらのお店のキーワードが「3割うまい!!」です。
この言葉、すごくないですか?すっごく残るんです。頭に。
その理由はたぶん、スッキリしてそうで、スッキリしないからだと思います。
「3割うまい!!」って、言葉としてはとってもスッキリしています。ひと言で言いきっているので、勢いがあります。「3割」も「うまい」も理解しやすい言葉です。
でも、スッキリしないんです。不思議です。
「3割うまい!!」ってどういうことだろう?そう思いませんか?
3割って、どういうことだろう?
うまさが「3割増し」ってことかな?
「うまさ3割」って、10割じゃないの?
こんな風に、お客さんの頭の中で想像が膨らんでしまう言葉だと思うんです。答えを出しづらい言葉だから。
スッキリしてそうでスッキリしない。だからこそ、頭に残る。そういう言葉だと思います。そして、そういう疑問が残るからこそそれをネタにSNSなどでのクチコミネタにもなる。
インスタグラムで「#3割うまい」を見ると1000件以上の投稿がありました。ツイッターでもたくさん出てきます。強い言葉なんですねー。ぼくも頭に残って仕方ないですもん。
スッキリしてそうですっきりしない言葉。
答えが出ない疑問の残る言葉。
そういう言葉を生み出せると、お客さまの記憶に残り、クチコミも生むものになりそうです。簡単ではなさそうですけど、一つの切り口としては持っておきたいですね!
※ぎょうざの満州さんのHPに「3割うまい!」の意味がありました。
「3割とは、原材料費、人件費、その他経費が3割ずつで、いつの時代でもバランスのとれた営業をし、お客様の期待以上の高品質を提供する事を目標としております」
http://www.mansyu.co.jp/kaisya.rinen/03.html
▼しかけ販促、仲間に入りませんか?