

お正月に、お台場のレゴランドに言ってきたんです。レゴをテーマにした施設っす。
↓レゴランド(公式HP)
https://www.legolanddiscoverycenter.jp/tokyo/
ここは子ども向けの施設で、子どもが「自らやりたくなる!」しかけが盛りだくさんでした。盗みたくなる点がいくつもありまして、今回はその中の一つを共有させてください。
■スタッフさんはいないのに、子どもも大人も熱中して楽しむ場です。
■個別のサービスは何もしないのに、お客さんが自動的に、勝手に満足する場です。
どんな場かと言うと、
●レゴカーを作って、走らせられるコーナー
です。レゴで車を作って、走らせられるんです。そのコーナーには、車を作る部品が大量に置かれている。お客さんは、それを好きなように使って、自分で車を作れるんです。
↓部品コーナーの一部。細かい部品がいっぱいっす!
そして、そのコーナーにはいくつもコースが設置されています。作った車を走らせられるコースです。
・レースができるコース
・ジャンプ台
・練習できる坂
などですね。作った車をすぐ走らせられるんです。レゴですからモーターなどの動力はありません。車輪を付けて、坂を転がす車です。構造的にはシンプルかもしれませんが、すっごく熱心に作ってるんです。みんな。
ぼくらもめっちゃ熱心に作りました。結構ムズイんすよ。細かい部品も多いので。人の作っているのを横目で見てマネしながら作るんです。
で、自分で作った車は・・・
走らせたいじゃないですか!
うまくは知らせたいじゃないですか!
友だちと競争して、勝ちたいじゃないですか!
だからコースで走らせるんです。このコーナーで生まれる満足度はお客さんが自ら自動的に、勝手に作っているものです。スタッフさんが「こうやるんだよー」と丁寧に
教えてくれたものではありません。お客さんが勝手に作って勝手に走らせてるだけ。それでも、満足感はめちゃくちゃあるわけです。
すごくないですか?
施設は、部品とコースを準備して置いとくだけですから。
(使われた部品の整理は大変そうですが…)
お客さまが、勝手に満足する場づくり。
チャレンジしてみてもいいですよね。
この事例のポイントは、下の3つだと見ています。
1)お客さんが自ら作ること
2)作ったもので、さらに体験できること
3)その体験で、感情を伴うこと
お客さま自身の手で作ってもらう体験型って結構ありますけど、さらに一歩踏み込むとまた満足度はあがりますね~。ぜひ参考に♪
あと思ったのは、作ったレゴカーは、グラム数で販売しても良さそーだなということ。自分で作ったものを手放したくない人もいるでしょうから。持って帰ってくれたら、部品の整理も楽になるし。あ、それをすると人が常駐しないといけないのか…。
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