

過去2回、メルマガで取り上げた居酒屋さんのスタンプラリー企画「信長の遺言状」。今回も、もう一つ「しかけ」を解説させてください。いっぱいあり過ぎて、1回じゃ収まらんのです。
■過去2回はこちら。
・企画をキャッチーにする方法 http://haps.chu.jp/archives/5197
・見せたくなるスタンプラリーのしかけ http://haps.chu.jp/archives/5226
今回は「肉付け」です。
☆雰囲気によって満足感は変わるぜ。
スーパーで500円で売ってるワインがあります。それを買って、お家で飲むとします。美味しいかもしれないけれど、やっぱり「500円」としての満足感です。
それと同じワインを高級レストランで飲むとします。値段は見ないで、ソムリエの方が選んで持ってきてくれたワインとして。
すると、美味しさが違うと思うんです(分かる人にわかると思いますけど)。周りの雰囲気も含めて、もっともっと美味しく感じるはずなんです。「ワイン」と言う商品だけでなく、店内の雰囲気やサービスなども含めて満足感に加わります。
映画だって、電車の中でスマホで一人で見るのと映画館の大きなスクリーンで見るのは違いますでしょ? 「勘違いをさせる」とか「ごまかす」という意味ではないです。全身でいろんなことを感じるからこそ満足感が加わるんです。いや加わるというよりは掛け算ですかね。「1.1」がたくさん掛け合わさっていく。
販促企画もそうなんです。「肉付け」がだいじ。肉付けがあると、全身で企画に触れて全身で体感できます。満足感もぐんぐんと上がります。
☆店内中に、信長企画が!
今回のお酒スタンプラリーでは、店内のいろんな所に、企画を感じる「肉付け」が
されているんです。もともと企画段階で用意したものもあれば、店長が独自で準備してくれたものもあります。
このようなものです。
●店頭からのぼり旗
お店の店頭から盛り上がっています。戦国旗をイメージしてキャッチーに。オレンジはお店のイメージカラーです。
●入口にズラリと並ぶお酒
自動ドアをくぐると、ズラリと並ぶお酒。47都道府県のお酒ラリーの企画ですから。お店に入った瞬間に、お酒企画を感じます。
●レジ前に甲冑!
これがスゴイ!焼酎ボトルのカバーなんですけど、織田信長だけでなく、真田幸村とか何人かの甲冑ボトルカバーが並びます。
これは目を引きますね~。会話のネタになることでしょう。こちらは店長が用意してくれたもの。こういうノリがステキです~☆
●チャレンジテーブルに卓上旗
のぼり旗と同じデザインの卓上旗。こちらは、スタンプラリー企画にチャレンジ中の
テーブルに置いているそうです。(利用法は試行錯誤中かも)
●各テーブルのうんちくPOP
表面は47都道府県のメニュー一覧。裏面には、信長の年表が…。こちらお客さまは熟読してくれるそうです。ただの年表なんですけどね。信長の年齢も記載しているから、自分と照らし合わせられるのかも。ここは更に進化する予定です。
●お客さまが立てるスタンプカード
これは想定外というか、お店側が企画で準備したのではなく、お客さまが自らしてくれることです。多くのお客さまが、スタンプカードをテーブルに立てて置いてくれるそうです。通路を通るお客さまの目にも触れますね。嬉しい誤算です。
・・・・・・・と、まぁこんな感じです。
ただのスタンプラリー企画ではなく、お店全体で盛り上げている感じがありますでしょう? おかげさまで、多くのお客さまがチャレンジを開始してくれてるようです。
(客単価も高まってるみたい♪)
もっと進化する予定。その動き出しが始まっています。もっと盛り上げたいっす。
☆参考URL
■団欒炎 潮見店でやってます♪
■センスのいいデザインは、ライズサーチさん
■こだわりロス撲滅!リピートの仕組み&クチコミじかけプロジェクト
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