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公開制作案件で制作している直結名刺のお話です。前回に続いて2回目。

■前回記事:名刺づくりの前にお客さま像とホントの強みを設定した事例。
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■依頼主:蜂の宝本舗さま
■取扱い商品:プロポリス(濃縮原液)http://hachinotakara.com/
■名刺ゴール:サンプルセットの取り寄せ

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前回は、お客さま像と商品のホントの強みを設定した話でした(ホントの強みは「濃さ」と「愚直な姿勢」)。これができたら、名刺交換時の想定ステップを作ります。

ゴールに辿りつくためには
「どんな印象を持ってもらえばいいか?」
「そのためには、どんな話題をしたらいいか?」
「その話題に持っていくためには、どんなきっかけが必要か?」
「まず第一に、どんな入りをするか?」
などと考えていくんです。

そうして作ったのがこちらのステップ表です。

↓今回は割と多くのステップになりました。

ゴールは「サンプルのお届け」です。それをスムーズに行うには

「サンプルもらえるの?」
「はい!送りましょうか?」

という会話を生みだしたい。そのためにはどんな会話や印象が必要か。名刺交換相手の方に【期待】をしてもらいたいんです。蜂の宝本舗さんのプロポリスを使ったら、何かスゴイことになるかも♪と。

じゃぁ、そんな印象を持ってもらうためには、どんな会話をすればいいかって考える。そこで出したいのが実際に体験した【お客さまの声】なんです。かなりスゴイエピソードがたくさんあるんですが、薬事法があるので、直接的な表現ができない…。でも、チラリと見せることでお客さまに想像を膨らましてもらいたい。ということで、こうしました。

●伝説プロポリスの都市伝説。

「都市伝説としてこんなことが言われています。信じるか信じないかは、あなた次第です」と言う感じ。名刺にはキーワードだけ記載して、名刺交換の相手から【質問】をして頂きたいなと。

ここで質問をして頂きたいので、その前の【興味付け】が必要になります。

「伝説なの?」
「そりゃホントにすごいね」

って。だからそれを伝えるために、前段階で【ふせん隠し】のしかけをします。名刺に1枚ずつふせんを貼って、印刷の一部を隠すんです。隠されると、人は中を見たくなりますからねー。ふせんの中は、注目度が上がるんです。【ふせん隠し】の中に潜ませるワードは・・・

●6万匹分の1グラム。

です。蜂6万匹が1年かけて作ったプロポリスを濃縮して、1グラムの商品にしているんです。超絶濃いでしょう?

この「濃さ」を伝えたかった。この濃さを伝えるのに、どんなパターンにしようかと悩みましたが「6万匹で1グラム」がイイかなと。貴重感がでますでしょ?

素材についても、最高のものを使っているのですが、言葉としては他社さんも似た言葉を使えちゃうんです。製造時の抽出技術についても、他社さんとの差別化はありますが一般的には分かりづらい。少なくとも直感的には分からない。

熟成期間は、蜂の宝本舗さんの特徴です。そして希釈せずに原液のママ提供するのも特徴です。この特徴の結果生まれるのが「濃さ」なんです。それを「6万匹で1グラム」で表現しました。

熟成期間もめっちゃ大事なんですけど、初耳の人には、比較対象がないから直感的には分かりづらいかなと判断しました。「6万匹」も比較対象はないですが「なんかすごそう感」はでるかなーと。

あとは、もう少し前段階のしかけも用意しました。名刺交換時に、名刺をお渡しして最初の行動ですね。ここに関しては、絵になった方がより伝わるのでもう少し制作が進んだ際にお伝えさせてください。

 

設計段階では、かなり楽しみなものができています。あとはいいカタチに仕上げていくのみ!楽しみっす☆

■蜂の宝本舗さま(サンプル取り寄せアリ)http://hachinotakara.com/
(ぼく自身も体験、ホント超濃いです!)

■直結名刺つくります? http://haps.chu.jp/reaction-meishi

 

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